KCP(韓国研修)2024:歴史・文化体験編
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2024年8月26日~8月31日の日程で、7名の学生が韓国研修に参加し、様々な体験をして来ました。
KCP初日はみんなワクワクして集合時間の朝7時よりもかなり早く羽田に到着。
ソウル金浦空港までは約2時間半のフライトです。 到着後は国立中央博物館とNソウルタワーに行きました。
国立中央博物館で最も有名な所蔵品のひとつ、2体の半跏思惟像。
片足を他の片足のももの上に組んで座り、指を頬に当てて物思いにふけています。
敬天寺十層石塔
旧石器時代の素朴な手斧から三国時代の華やかな金冠、高麗時代の青磁、朝鮮王朝時代の絵画、日本を含む世界の国を紹介する世界文化館まで見どころ満載。駆け足で回っても全部を見るのは不可能な展示数でした。
次はNソウルタワーに行きました。
韓国初の電波塔として誕生し、現在も全国の約50%の世帯がソウルタワーの電波を使用しています。 残念などんより曇り空ですが、展望台まで行ってみます。
エレベーターホール。夜は夜景を見に来る人たちで数時間待ちになるそうですが、午後で天気が悪かったせいか、待ち時間ゼロ!
展望台に着いたら土砂降りに!このNソウルタワーはソウル市内のどこにいても見えます。
研修2日目はソウルの真ん中を流れる漢江(ハンガン)と、北朝鮮と韓国の間を流れる川、臨津江(イムジンガン)の合流地点にある高台にある烏頭山(おどぅさん)統一展望台に行きました。対岸の北朝鮮の村の建物を見ることができます。
烏頭山(おどぅさん)統一展望台よりもさらに北朝鮮に近い、臨津閣(イムジンガッ)にも行きました。
1953年に朝鮮戦争が休戦になった後、たくさんの捕虜がこの橋を渡って南に帰還するし、「自由万歳!」と叫んだことから、「自由の橋」の名で呼ばれるようになったそうです。ですが、自由には行き来できないため「不自由の橋」とも呼ばれているとか。
弾痕だらけの機関車、平和を願うリボンや日本からの修学旅行生が作った千羽鶴、統一の願いが込められた「平和の鐘」や統一を祈る記念碑などを見学し、歴史を学びました。
ソウル市内に戻ってITを中心とした最先端企業やテレビ局が集結したハイテクエリアのDigital Media Cityでは、MBC放送局を見学しました。K-pop大好きのみんなは歌番組「音楽中心」のスタジオや出演者の控室を見学して大興奮。
案内してくれたのは照明監督として働いていたMBCを定年退職し、現在は芸術大学で教えているキム先生。
Tiktokが撮影された同じ場所! ↓ ↓ ↓
ニュースセンター
毎日見どころ満載の見学先ですが、研修3日目は朝鮮時代(1392~1910年)から残る韓国の伝統家屋「韓屋」が密集するエリアの「北村韓屋村」を韓国の民族衣装に身を包み散策。
男子はパジチョゴリ
女子はチマチョゴリ
研修4日目は旧大統領官邸・青瓦台や景福宮を見学しました。
青瓦台はその名の通りシンボルの青い瓦が印象的です。
旧大統領官邸・青瓦台は2022年に尹錫悦( ユン・ソンニョル)大統領が執務室を移動して以来、無料で一般開放されています。大統領が代わると見学できなくなる可能性があるそうです。
次に訪れたのは景福宮(キョンボックン)。韓服で訪れると入場無料になるそうで、前日訪れた北村韓屋村よりも、圧倒的にたくさんの人が韓服を着ていました。
1395年に朝鮮王朝の太祖李成桂によって王宮としてつくられ、約200年にわたって正宮として使用されていた景福宮は韓国屈指のパワースポットだそうです。
日本統治時代・朝鮮戦争を生き延びた慶会楼。晩餐会や祝賀行事に使われ、池では王族が舟遊びをしたそうです。
知らなかったことをたくさん学んだ研修でした。
インスタグラムもやってます!!!
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