郷土資料館のボランティア活動に参加してきました!
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皆さんこんにちは!東京工科大学サービスラーニングⅡを履修している応用生物学部1年の須藤、北川、平見です。
今回私たちは八王子市にある郷土資料館のボランティア活動に参加してきました。
ここでは、郷土資料館の歴史、活動内容、感想の3点について書いていきます。
郷土資料館の歴史について
「桑都日本遺産センター 八王子博物館」では、都内で唯一の「日本遺産」に認定されたストーリー「霊気満山 高尾山~人々の祈りが紡ぐ桑都物語」と、原始・古代から未来へとつづく八王子の歴史文化を紹介しています。
市内で発掘された土器やガラス小玉、瓦などを展示していたり、車人形や明治時代に実際使われていた高機で機織りをしたり車人形を体験しました。むかしのくらしや学校での生活を紹介する「たたみの部屋」では、実際にむかしの道具を間近で見て触ることができたり、紙芝居の上映会などもあります。
八王子は、養蚕や織物が盛んだったことから「桑都」と称されました。八王子は関東山地と武蔵野台地の境に位置し、山がちで耕作地が少なかったため、養蚕や機織りは、古くから農家の大切な仕事でした。
八王子織物の起源は、滝山城下の市で取引きされたころだといわれています。実際に様々な展示を見て八王子は昔東京都ではなく神奈川県であることを知れ、生息しているシカやサルなどの生物をモニターで観察できたり、ムササビとコノハズクの剥製の展示を見ることが出来ました。
また入口付近の路壁面にイラストとプロジェクションマッピングの映像があり、繭から紡がれた生糸が八王子の歴史文化をめぐる冒険風になっていて、八王子の四季折々、歴史文化、日本遺産の構成文化財を3本のショート・ムービーで紹介していました。
活動内容について
私たちが郷土資料館に訪れた日は生憎の雨に、平日であったため、来客が少なかったので、主に事務作業を中心としたお手伝いをやらせて頂きました。
八王子城跡御主殿出土品の塗り絵の紙の補充作業や八王子の名所などが塗り絵となっている冊子を作る作業を行いました。また、お子様を惹きつけられるような塗り絵のお手本も作成しました。
更に、郷土資料館を案内して頂き、展示物一つ一つを丁寧に説明して下さいました。そこで沢山の八王子の歴史を吸収することが出来ました。
また、実際に車人形や明治時代に実際に使われていた高機(たかばた)で機織りの体験もすることが出来ました。
その他にも、桑都八王子かるたやお手玉、あやとりなどの昔の遊びの体験や、昔使用されていた電化製品を実際に見ることが出来ます。
まとめ・感想
今回の活動を通して、領土資料館はただ展示してあるだけでなく、歴史や文化をより伝えやすくするために細部までこだわっていることを実感することができました。また、八王子市に住む子供たちが地元について学びやすい工夫も多くされていたのがとても印象的です。
ボランティアに参加するだけでなくその運営に携わることで、協力の重要性などを学ぶことができ、とても貴重な経験になりました。
八王子の領土資料館は、サザンスカイタワー八王子の3階で毎日10時00分~19時00分まで開館しています。独立した施設ではなく元々ある施設に併設されているため、気軽に足を運べるようになっているので、みなさんも是非一度足を運んでみてください。
以上、郷土資料館の活動報告でした