子どもたちにとって学童とは?(学童保育プログラム)
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学童保育支援プログラムの大越です。
学童保育支援プログラムとは、八王子第四小学童を活動場所として子どもたちと一緒に遊ぶことや、準備や片付けなど学童保育の指導員の手伝いを通して、子どもの「居場所」を支える活動について考察するというプログラムです。
この活動を通して特に印象に残っている出来事の塗り絵をしたときのエピソードを紹介します。
女の子が2人で塗り絵をしていたところ、片方の女の子が「うまい子(の絵)をみると心がグサっとなる。」と教えてくれました。その子の塗り絵はグラデーションを意識して色鉛筆を使っていてとてもきれいでしたが、本人は自分の塗り絵の出来にあまり納得がいかない様子でした。
このエピソードから、子どもたちは自分が感じた気持ちを素直に言葉にする力があると感じました。そして、学童は子どもたちにとって話を聞いてもらえる環境であることに気付きました。感じたことや気持ちを友達や指導員に話してアウトプットすることは、悩み解決や感情のコントロールの向上に繋がると思います。
よって、子どもたちにとって学童とは『家庭や学校以外の「居場所」』になっていることが分かりました。