高齢者が本当に困っていることは何か(SL / シニア向けスマホ個別相談プログラム)
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こんにちは、由井・片倉プログラムの齋藤徹典です。
サービスラーニングⅢ 由井・片倉プログラムの活動報告をします。
私たちは、「スマートフォン個別相談会」を行いました。
そこでは、高齢者の方がスマホを使用する上で、日々困っていることについて相談を受けました。
個別対応のため一度にご参加いただける人数は少ないのですが、毎回受け入れ上限マックスの5人ほどの高齢者の方が来ていただけました。
開催場所は由井市民センター、由井市民センターみなみ野分館、そして東京工科大学です。
高齢者の方に質問されたことは以下のように多岐にわたります。
(以下は11月30日の相談会で受けたものの抜粋)
- インターネットにおける検索方法
わからない漢字の調べ方 - グーグルマップ
日付・時間指定した経路案内 - ZOOM
アプリインストールから接続・他の人を招待する方法 - LINE
アイコンについての説明や操作方法について
活動を通じて感じたことは、受講者の方々の学習意欲の高さです。
全員が事前に困っていることをメモを取り、準備してから来ていました。
それによって、私自身も回答がしやすく、よりテンポよく質問事項に対応することが出来ました。
また、興味深い点は、受講者の質問に関する背景について深堀ることです。
例えば、ある質問に対して、回答をしても問題が解決しないことがありました。
それは原因が別にあるからです。
そのため、その質問をしようと思ったきっかけについて深堀ってみました。
すると、質問だけではわからなかった高齢者の視点・背景・当時の状況が明確になり、原因が別にあることに気づきました。
この経験を通じて、スマホの知識を蓄えること以上に、相手が困っていることに対して、根本的な原因は何かについて深堀る必要があると思いました。
以上です。最後までご覧頂き、ありがとうございました。