皆さんこんにちは!
学童保育支援プロジェクトの郭、平見、須藤です。
私たちは、10月から12月にかけての約2カ月間、週に一度、八王子第四小学校の学童保育(第四小学童)でボランティア活動をさせていただきました!
これから、学童保育でボランティアをした経験について振り返りながら、エピソードを交えてご紹介していきます。子どもたちとの楽しい日々や、学びの多かった時間をぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
第四小学童の入り口
子どもたちと過ごした時間
主に1年生から3年生を担当し、子どもたちと遊んだり、部屋の掃除をしたりしながら、充実した時間を過ごしました。最初は、子どもたちと馴染めるか不安もありましたが、みんな元気いっぱいに遊びに誘ってくれたおかげで、すぐに打ち解けることができました。
特に、カードゲームや将棋、オセロなどのボードゲームを一緒に楽しんだり、ごっこ遊びを通じて子どもたちの創造力の豊かさを実感したりする場面が印象的でした。また、けん玉やコマといった伝統的な遊びにも触れる機会があり、子どもたちが夢中になって挑戦する姿に、改めて遊びの奥深さを感じました。
子どもたちの人数が多く、全員の名前を覚えるのには苦戦しましたが、何度も関わるうちに自然と覚え、少しずつ関係を築くことができたのは嬉しい経験でした。「先生!」と呼んでくれるたびに、少しずつ信頼してもらえているようで、やりがいを感じました。
印象に残ったハロウィンイベント🎃
この2カ月間の活動の中で特に思い出深かったのは、10月末に開催されたハロウィンイベントです!先生方も仮装をし、私たちも被り物やカチューシャをつけて参加しました。
なぜか私(郭)はプロレスの仮面と羽織という不思議な組み合わせの仮装になり、子どもたちにたくさんからかわれましたが、それがきっかけでさらに距離が縮まったのも楽しい思い出です。もう一人のボランティアの方は某有名ランドのカチューシャをつけていて、それぞれ個性あふれる仮装でイベントに参加できました。
私は「かぼちゃ運びゲーム」の担当をし、小さなかぼちゃの作り物をスプーンで紙コップの上に乗せる遊びをサポートしました。子どもたちが一生懸命に協力し合いながら挑戦する姿を見て、思わず「頑張れー!」と応援したくなるほどでした。勝っても負けても楽しそうな笑顔を見せてくれる子どもたちに、こちらまで嬉しい気持ちになりました。
子どもたちから学んだこと
学童保育での活動を通じて、子どもたちの素直さや優しさに心を動かされる場面が多くありました。特に印象的だったのは、子どもたち全員が「ありがとう」や「ごめんなさい」を自然に口にできていたことです。
これらの言葉はとてもシンプルですが、大人になるにつれて、意識しなければ簡単に言えなくなってしまうものだと思います。子どもたちは当たり前のように言葉にしていて、その素直な姿勢から、改めて「言葉の大切さ」を教わったような気持ちになり、心を動かされました。
また、学年や性格の異なる子どもたちと関わる中で、一人ひとりの気持ちを尊重しながら接することの大切さを学びました。時には思い通りにいかないこともありましたが、そのたびに試行錯誤を重ね、より良い関わり方を模索する機会になりました。
普段関わることのない年齢層の人たちと過ごしたことで、日常生活では気づけなかった発見もたくさんありました。例えば、ごっこ遊びでは、子どもたちの自由な発想力に驚かされることも多く、目の前で繰り広げられる世界観の豊かさに感心しました。大人になるとつい忘れてしまいがちな「創造する楽しさ」を、子どもたちのおかげで改めて思い出すことができたように感じます。
学童保育の役割と活動を通して感じたこと
今回のボランティアを通じて、学童保育が単に子どもたちの居場所を提供する場ではなく、子どもや家庭を支える大切な役割を果たしていることを実感しました。特に、共働き家庭が増える中で、子どもたちが安心して過ごせる環境を整えることは、社会全体を支えになります。
また、学童保育での経験は、単なるボランティア活動にとどまらず、私たち自身の視野を広げ、柔軟な思考や問題解決能力を養うきっかけにもなり、子どもたちの無邪気な笑顔や真剣な表情、挑戦する姿勢に触れることで、こちらも前向きな気持ちになれました。
さらに、子どもたちは学童保育を通じて、友達と協力することや、新しいことに挑戦する経験を積み重ねています。先生方の温かく細やかなサポートのもとで、子どもたちが伸び伸びと成長している姿を間近で見ることができ、とても貴重な時間を過ごすことができました。
限られた時間ではありましたが、子どもたちと過ごした日々はとても充実しており、素敵な思い出となりました。この経験を通じて学んだことを大切にしながら、今後も新しいことに挑戦し、さらなる自己成長に繋げていきたいと思います。
最後に、学童保育の先生方や子どもたち、この活動を支えてくださった先生方に心から感謝申し上げます。ありがとうございました!